つまんない映画特集(ネタばれあり)

映画はけっこう数みてるので、外れの方が多い。
中には怒りさえ覚えるものや、それすら通り越して逆にネタとしておもしろいものもあるので、そいつらをまとめておこうと思う。

-フライトプラン

大分前に一回書いたのだが、もうこれはうちらの仲間内ではダメ映画の代名詞。

主人公の娘が飛行機内で行方不明になるが、まわりの誰もそんな女の子初めから見てないという。
はたして娘はどこにいったのか?娘の存在そのものが主人公の妄想なのか?

と、抜群に期待させる予告編。


が、あけてみれば結構早い段階で娘登場(汗)
主人公をなだめてきた警官かなんかが、スチュワーデスとグルになって誘拐、機内の奥底に閉じ込めた模様。


その目的は、なんだか忘れたが(笑)、
たしかその飛行機で輸送する棺桶(主人公の夫が死去したため、遺体を運ぶため主人公親子は飛行機に搭乗)
に、何か(とにかく見つかったらまずいもん、普通では輸送できないもの)
を入れて運びたい、ってだけだった気がする。
(※見直して追記 爆弾でした、ハイジャックするための。棺桶のロックを開けさせるためにも「飛行機に詳しい」「娘を探し回ってくれる」母親が狙われた。)



そのため犯人は、
棺桶を一緒に乗せる親子の乗る飛行機を選んで、
娘を誘拐して、
スチュワーデスとグルになり、
「そんな子初めから乗ってませんよ、頭おかしいんじゃないですか?」と母親をあおり、
キレた母親が暴れ出し半分ハイジャックだかテロリストだかの扱いをされ、
犯人以外の乗客を降ろす事になり、犯人は無事積み荷を運ぶ事ができる。
(※見直して追記 目的は積み荷を運ぶことじゃなくて、運んだ爆弾を利用して、ジョディがハイジャックしてるので金を振り込めと機長をおどして、金を手に入れる事でした。)




ってどんだけまわりくどいことしてんねんww



スチュワーデスとグルになったくらいで、「誰も娘をみてない」なんて状況作れるわけないし、棺桶に荷物積みたいだけでここまでする必要あんのかよww
(※見直して追記 爆弾積むために主人公の旦那を殺してましたww)


計画をがんばった割には目的が意外と小さく、しかも穴だらけでうまくいくわけねーだろ、とあきれ返る。。


-シャッフル

サンドラブロック主演の予告倒れ映画。
一週間の中で順序がバラバラにシャッフルされ、時系列がめちゃくちゃになった女の話。


初めの1日、木曜日、夫の死亡が伝えられる。
寝ると次の日は月曜日、夫は生きている。

といった感じなのだが、、、


主人公は曜日がシャッフルされてる事にしばらく気づかない。。。


テレビでも何でもつけなさい。携帯の日付けとか見なさい。
主婦は曜日感覚なくなるというのかな?
でも様子がおかしいのに気づいたら、まずそれらを確認すればいいのに・・・


そしてこの映画で最大の致命傷。

火曜日に娘が顔に大けがをするのだが、映画の初めの木曜のシーンでは傷がない・・・

確か3日目が土曜のシーンで、娘に傷があってびっくり、虐待を疑われ、
何日か後に火曜のシーンで娘がガラス窓につっこんで怪我するというネタばらしがある。


こういう内容の映画にこんなすごく簡単な矛盾があっちゃダメでしょ(汗)
あまりに納得いかないのでむしろ二回見てしまったよ(笑)


話は結局、水曜に起きる夫の死亡事故を阻止しようと主人公が奮闘するわけだが、結果的に主人公の行動が夫の死を招いたという、なんともまぁ後味の悪いというかおバカさんというか・・・

主人公の日にちがシャッフルされたところで、結局それらは順序どおりに起きてて、変えられないってこと。


最後の方はなんか、愛とはなにか、とか宗教がどうたら、って方向に話がまとまっていくので、
サスペンスとして見た方が失敗なのかもしれんが。

やはりあの矛盾だけは腑に落ちない・・・