15ミニッツ

東欧からアメリカに来た二人組の犯罪者が、アメリカでは犯罪者が精神的に異常であったと判断されれば無罪になれること、その後正気であったことがわかっても一度無罪になった罪では裁かれないこと、その犯罪の映画化の権利で大もうけできることに目をつけて、自らカメラに録画しながら殺人を犯していく。


結局、犯人達が精神異常を装う事を密談しているところまでビデオに収めてしまっていたため犯人を追い詰めることが出来たのだが。。



描かれ方的には極端すぎる感はあるが、アメリカ社会を皮肉ってるのだろう。


デニーロ扮するベテラン刑事が主人公の若造にアドバイス

「獲物をしとめたければ、その前に一息入れることだ」


デニーロは事件の合間に一息入れて、カノジョにプロポーズしようと準備してる時に殺されてしまうのだが。。

主人公が最後に犯人を撃つシーンでも、一拍置いてから撃ってる。

こういうちょっとした伏線は好き。


しかし、、デニーロが出てるにしては、ちゃちな映画だなぁ。。。