まだ終わらんよ!

昨日アニマックスで、Zガンダムの最終2話を放送していたのでつい見てしまった。
何度見ても面白い。富野作品はやっぱラストが秀逸だわ。

さて、Zと言えばラストシーン。
リアルタイムで見ていた人はきっとかなりショックだったろう。。
あまりに有名なので、俺はZをちゃんと見る前から知ってしまっていたため、それほど衝撃ではなかったが、やっぱ切ない。。


今公開している劇場版三部作だが、監督の富野さんはリメイクするにあたって、「物語は変えずに、カミーユだけを変える」と言っている。
彼は基本的に自分の作品に後悔ばっかしているが、今回映画を作るにあたって改めてZを見直すと、すごくおもしろいし、現代的であることに気づいたそうな。
カミーユってのは、20年前に富野さんが未来を予見して作ったキャラクターで、実際現代の若者はあんなだ、と。
Zにおける戦闘の体系も、現代の紛争に似ている、と。

って思った時に、彼がZで一番後悔したのが、崩壊に向かってしまったカミーユ

あのカミーユが、20年前から見た未来の若者なら、今予見するのはもっと明るい未来でもいいんじゃないかと。

って事で今回彼は「カミーユを変える」事にした。

変えるというのは、カミーユの物事に対する感じ方、受け方、アプローチの仕方などちょっとしたところらしい。


それでも、昨日立ち読みしたなんかの雑誌で富野さん言ってたには
カミーユが宇宙でバイザーを上げてしまうところ(最終1話前、カミーユが狂う予兆として描かれていた)まではそのまま使ったのに、崩壊に向かわないカミーユが描けた」と。


・・・ちょっと待て
ってことは、ラスト変わるの!?


あの話でどうハッピーエンドにもっていくのか。

ますます楽しみになってきた。