2010年のFOOTBALL
総括ってわけでもないけど、メモ程度に。
昨シーズンの事、W杯についてはいまさらすぎるがww
- 09-10シーズン ヨーロッパ
印象深い試合は何と言ってもCLのインテル‐バルサ2nd leg 。。
まぁあれは1stleg(3−1でインテル勝利)ありきだけど。。
1stlegの3点目のおかげでインテルは2nd leg で0−1なら決勝進出って事で
ガッチガチなわけで、
いくらバルサと言えど引いたインテルから2点取るのは案の定・・・
10人になった後のインテルの亀っぷりにはドン引きするとともに、洗練された組織というか今良く言われる「守備のブロック」ってやつの見本のようなディフェンス。
なによりエトーあたりがサイドバックさながらに守備に奔走する姿に、モウリーニョの人心掌握術のすごさを感じたというか。。
先週のミラノダービーでのインテルのバッラバラ加減から比べると、メンバーもさほど変わらないんだからそのまま監督の差と言って過言ではない。
あの試合が「アンチフットボール」の象徴のように言われるのはまぁわかる。
そこまで勝負にこだわるか?と言うのも分かる。
けど、アレはアレで面白かった。洗練された組織を見るのは面白い。
もちろん、この試合は「攻めを放棄」したという意味では極端すぎる。
だけど、「守備的だ」とかいってきちんと守ったチームを批判するってのは
「ああやってきちんと戦術に沿って動けばちゃんと守れるんだよ」
っていう事実を放棄して
ただ、スペクタクル=ノーガードの打ち合い
ってのを求めてるだけになってしまうとも言えるのでは。
そういった守り方はワールドカップでもトレンドとなっててそれがつまらないような言い方もされてるけど、
世界的に戦術レベルが上がって点が取りにくくなったっていう風に考えれば喜ばしい事だと思う。
競技レベル自体が上がってるんだから。
まずはやれることを各々がやっただけだ。
ワールドカップのドイツなんかはそんなやり方の中でも点を取る事も成し遂げてしまった、現代フットボールの理想のようなチームになってしまったわけだし。
そしてそういうチームをバルサのような「攻撃的な組織」を持ってるチームがいかに崩すか、これが面白い。
というわけで、来週はクラシコだ。
- その2
話がそれたので戻します。昨シーズンの印象深かったシーンをとりあえず羅列。
・CL アーセナル‐バルサのメッシのハットトリック
もう奇跡としか言いようのないスーパープレイ3発でハットトリック。
しかも3点目の、タイミングずらしてGKの股間通したのはもう神としか言いようがない。。
これでインテル戦とか、ワールドカップでメッシが爆発するのを誰も疑わなかったのは仕方がない・・・
・CL バイエルン‐ユナイテッド戦のロッベンのスーパーボレー → おじいちゃん顔
昨シーズンのベストゴールと行っても過言ではないCKを直接たたき込んだボレー。
そしてその後の意味不明な顔。。
昨シーズンの彼は他にも「なんでそんなんで入るの?」ってゴールを連発して輝いてました。
そもそもこの試合、「なんでユナイテッド負けたの?」ってくらいの代物。。
なんでだろうね、ラファエウ君?
・アルゼンチン人のの活躍
メッシ34点、イグアイン27点、テべス23点、ミリート22点、アグエロ12点
ワールドカップ登録メンバーのFW5人でヨーロッパ主要リーグ100点を軽く超えております。。
他にも「メッシを止めた」サネッティ、
抜群のゲームメイクを見せたカンビアッソ、
パレルモで不動の地位を築いたパストーレ、
セリエA後半戦だけで2ケタゴールのマキシロペス、
ポルトガルで復調ぎみのサビオラ&アイマール、
おんなじチームで着実に活躍してレアル行きをさっさと決めたディマリア
などなど・・・
これでなんであのザマだマラドーナ?ww
って、W杯に登録すらされてない選手が数人・・・
・ルーニー
C・ロナウドが抜けて生き生きと点取り出したルーニー、今年入って怪我したのが痛かったけど、それまでの活躍っぷりはバロンドールの匂いを感じさせてくれました。
・テリー
完全にお騒がせ男になってしまったテリー君。
マンC戦では散々でした。。
- その3
最後に、良かった選手達を
スナイデルとかメッシとか、言わずもがなな人は抜きます。
・ヴェルメーレン
ベルギー人の名前の読み方はよく分かりませんが、、
プレミア1年目で見事にフィット、得点力で際立ち、守備でも十分及第点。
・ディアビ
巧い選手、になったと思う。すごく。
・ハドルストン
もう何キロか痩せたら・・・
彼のキック力&精度はイングランドの武器になると思うんだけどなぁ
・オベルタン
なんかリズムが面白い。おっせーのになぜか抜けるドリブルとか。。
・クリシ
エヴラより良いサイドバックになったのではと思うんだけど・・・
・パンデフ
途中加入なのにあっという間にインテルの前線に違いを生みだした。
・ボッリエッロ
やっとできるコになってきたと思ったのに・・・
・クリーシト
ウイングバックが適正とやっとわかった。
・ヨベティッチ
ファンタジスタと言われる輩はやはりボールタッチから違う。
・ピアニッチ
多く見てないから、ダイレクトが多すぎて多少淡白に見えてしまったのだけど、センスは感じられた。
・ザモラ
イングランドらしからぬテクニカルなFW。なぜW杯選外?
・オリッチ
シーズン最後の数ヶ月間はヨーロッパ中の注目の的だったのに、W杯出れなかった事で存在が一気に薄れた・・・