つまんない映画特集その3(おおいにネタばれ)
- ノウイング
ニコラスケイジ主演のディザスターもの。
50年前に書かれた謎の数字の羅列を見たニコラスが、
それを災害やテロなどの事件の「日付け」「死亡者数」「場所」を示す“予言”だと気づいて、
困った顔になる、
というお話。
しかし、映画の事前情報として「地球滅亡」がどうたらさんざん言ってるのに、
作中では「最後の数字は何だ?」みたいに困りつづけてて、
「これって人類が滅亡するんじゃね?」って結論に達するのがもっそい後半なので、
見ているこっちは「やっとかよ!?」とツッコミたくなるわけです。。
まったくの前知識が無ければそれなりに緊張感もありそうですが。。
しかしそんな幸福な方々もきっとラストにはうんざりでしょう。
映画前半から、主人公ニコラスの息子と50年前に予言をした女の孫娘の2人だけは、
謎の声が聞こえたり、
謎の人物から幾度もアプローチを受けたりと
こりゃどうなるんだ!?とハラハラしたと思いきや、
ラスト、地球滅亡の直前にその二人&困ったニコラスの前にその謎の人物登場。
そして頭上から光が・・・でっかいUFO登場。
スーツ姿の謎の人、ちゅるんと正体を現し、はい宇宙人登場。
どうやら子供二人はそいつらに選ばれたもので、人類のやり直しのために地球から脱出させてもらえるらしい。
一緒に行こうとしたニコラスは
「お前はダメ!!」
って言われてさらに困った顔に。
そして人類滅亡・・・
他の星に着いた子供二人はアダムとイブのように・・・
めでたしめでたし・・・、じゃ、ねーよ!!ww