エターナル・サンシャイン
タイトルすら知らなかったんだが、TSUTAYAでふと見かけて借りてみた。
ジム・キャリーとケイト・ウィンスレット。
ケンカ別れしたジム&ケイト演じるカップル。
そしてカノジョの方は
「カレの記憶を脳から消す手術」
を行ってしまう。
そのことを知った当のカレも、自分の脳からカノジョの記憶を消してもらおうとするのだ。
このカレが記憶を消していく過程で出てくるカノジョとの想い出がこの映画の大筋である。
それがまた、奇抜な場面転換や、ぶった切られた時系列等により実に見事に表現されている。
ところどころの台詞もステキなもの。
伏線的に出てくる事もあり見事な脚本。
アカデミー脚本賞だってのも納得。
別れた人との記憶なんて、最後から辿ってみるとイヤな思い出で消し去りたくもなるけど、
よく思い出していけば忘れたくないステキな思い出がいっぱいあるんだ。
忘れてしまうって事はきっと不幸な事。
だけど人って、その過去を忘れても前に進めるんだよ。
それが同じ過ちを繰り返す事に繋がってしまうのかもしれないけど。
それでもきっと、幸せになれる日が来るかもしれない。
そんなお話。
まじ、傑作です。