リリィ・シュシュのすべて

岩井俊二監督作品。

タイトルはこんなだが、内容はひたすら中学校でのイジメ。

主人公の彼、中学入学当初は仲良い友達と楽しくやっていたのだが、その中の一人がいきなり荒れだして、主人公はパシリ君となる。
そんな主人公の心の支えがリリィ・シュシュというアーティストの歌。
彼や他のリリィファン達によるチャットがところどころ挿入される。



映画内での設定はようわからんのだが現実世界での話をすると、
リリィ・シュシュってのは小林武史がプロデュースしてた実在のアーティスト。今はsalyuっていう名義で歌出してる。
最近じゃミスチルの桜井君と一緒にBank Bandのヴォーカルとして活動もしている。

リリィ〜って名義がこの映画のための企画ものであったかは定かではないが、実際2曲くらいしかシングルは出してなかったような・・・




タイトルからしてリリィの曲満載の映画かと思いきや、たしかにリリィも流れるが一番印象深いのはアラベスク
暗ーいストーリーにかすかな彩りを与えている。リリィの曲も基本暗いしね・・・




ストーリーはほんとつまらん。イジメイジメ。それになにも反抗できない主人公をひたすら映す。
ラストに向けて動きはあるもののやはり暗い。。



観た後は「花とアリス」を観た時の気持ち良さとまるで反対の感情。



花とアリスといえば、あれのアリス役の蒼井優がこれにも出てた。最近オレのお気に入りなのでここはポイント高し。
ってゆーかでも花とアリスの3年くらい前の作品なので幼い幼い。

・・・ロリコンじゃないよ?