ダ・ヴィンチ・コード

3週目ともなれば流石にかなり空いていて、やっと見る気になった。


けっこう視覚的なとこが重要な部分を占める作品だと思うので、そう見せてくれるのかが楽しみであった。


しかしまぁ、話のボリュームが上映時間に対してはデカイのか、ものすごいテンポで進む。

暗号なんか、文章すらほぼ出てこない。
ヒントとなる絵画等の芸術作品を映してる時間も少ない。
「最後の晩餐」のとこだけは流石に丁寧にやったのでわかり易かったけど。


なになに?って言ってる間に、トム・ハンクスがどんどん暗号を解いていってしまうのだ。


仕方無いけど、この辺はやっぱ活字と挿絵(写真)の方が生きる内容なんだろう。



原作にそこそこ忠実なのは良かったけど、
やっぱ時間的な理由で、カットも多かったし、全体的に説明不足。
逆に、原作よりもわかり易くアレンジされてる部分もあったけど、
単純に一つの映画をして見たら、ちゃんと成立してるんだろうか?



話自体も、重要なとこはやっぱキリスト教を知らないと、
「へ〜」
で終わってしまうし、
サスペンス的に見ると対した事はないので、
イマイチ盛り上がりに欠けた感がある。